顕在層のユーザーに対してアプローチができる集客手段
オンラインストアを運用する目的はユーザーに「商品を購入してもらう」ことです。どれだけ良い商品を仕入れ、良い写真を撮り、良い商品説明を書いても、ユーザーに商品を見てもらえないことには購入に繋がることはありません。日頃の作業の成果を出すためには「集客」するという行為は必要不可欠なことです。集客する上で「リスティング広告」という手段を使用すれば、顕在層のユーザーに対してアプローチが可能となり、目的達成に繋がる意思決定を行うことができます。
リスティング広告とは、検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)でユーザーがあるキーワードを検索した際、その検索結果に連動して表示される広告のことです。ユーザーが「検索」という行動を起こした際に表示されることから、顕在層のユーザー(見込み客)に対して広告配信できます。
《PC》Yahoo!の場合はSEOの上部と右側に表示されます。Googleの場合はオーガニック検索の上下に表示されます。(ただし場合によっては下部にしかでない時もあります) /《スマホ》Yahoo!、GoogleともにSEOの上に表示されます。
検索結果には自然検索枠と広告枠が混同していますが、広告にはタイトルの下に「広告」と書かれたマークが表示されます。
自然検索とリスティング広告の違い
自然検索とリスティング広告の違いは、以下の通りです。ここでは理解しやすいように「リスティング広告=Google検索連動型広告」に絞って説明しています。
自然検索
- 完全無料
- 検索順位はGoogle検索アルゴリズムによって決まる
- 順位改定の時間に2~3ヶ月かかる
リスティング広告
- 有料(クリック単価制)
- 広告表示ポジションは広告ランクで決まる
- 最短即日で広告表示される
ここで理解してほしいことは、どちらが良いという話ではありません。どちらの特性も理解した上で、戦略的にリスティング広告運用を検討すべきと言うことです。例えば、ストアへ見込み客を誘導できれば購入に繋げれる自信があるとします。それでもGoogleがストアの評価を判断し順位に反映されるまでには約2~3ヶ月程度の時間を要しますので、機会損失を招いてしまいます。リスティング広告であれば最短即日に広告が表示されるために、見込み客をすぐにストアへと誘導できます。
売上に繋がる効果的な意思決定が可能
では様々な集客手段がある中で、リスティング広告を推奨する理由を説明したいと思います。主に優れている箇所は以下の3つです。
- 顕在層へのアプローチ
- 料金体系
- データに基づく意思決定
まずは「顕在層へのアプローチ」に関してですが、冒頭でも説明した通り、検索した結果が表示されるという検索エンジンの特性上、獲得したいユーザーのキーワードに対して広告を表示させることが可能です。 一般的に4マス広告と呼ばれる「テレビ」「雑誌」「新聞」「ラジオ」といったものでは、多くの人にアプローチは可能ですが、見込み客に絞って広告を表示させることはできません。これは料金体系にも関わることですが、多くのユーザーにアプローチしている分、莫大な費用がかかります。リスティング広告ではこのようなことはなく、クリック単価制といって、広告がクリックした場合のみ料金が発生する仕組みとなっています。見込み客以外に無駄な費用を払う必要がありませんので、手頃な費用でスタートできるメリットがあります。また、WEB広告といった特性上、広告成果が可視化されています。例えば4マス広告でCMを流したとして、そのCMを見て商品を購入した人の数を正確に判断することはできません。リスティング広告であれば広告表示回数、クリック数やコンバージョン数(成果に繋がった数)といった様々な指標を確認できるため、PDCAサイクルを回し続けることが出来ます。
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